【解体工事用語集⑧『ヤ行』|奈良の解体工事UK工業】
【解体工事用語集⑧『ヤ行』|奈良の解体工事UK工業】
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さて、今回のブログは、【解体工事用語集⑧『ヤ行』|奈良の解体工事UK工業】と題し、
解体工事用語のヤ行の用語をまとめています。順に掲載していきますので参考にしてください。(^^)
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目次
解体工事用語集⑧『ヤ』行
解体工事は、現代の建設業界において必要不可欠な作業の一つです。
現場で頻繁に使用される専門用語には、重要な概念が多く含まれています。
そのため、用語を正しく理解し、実務で適切に活用することが、安全で効率的な解体作業の実現に繋がります。
特に環境配慮や安全管理が重要視される現代の解体工事では、これらの知識が欠かせません。
本記事が、解体業界に関わる方々やこれから学びたい方々にとって、有益な情報となれば幸いです。
『ヤ』から始まる解体工事用語
【大和塀(やまとべい)】
「大和塀」とは、板を一枚ずつずらして凹凸を作る「大和張り(やまとばり)」を採用した板塀のことを指します。
一般的な構造としては、裏表交互に縦板を配置し、その間に横桟を通す仕組みになっています。この構造により、横桟の厚みによる隙間が生じ、通気性が確保されます。同時に、視線を遮る効果があるため、プライバシー保護と通気性を両立した実用的なデザインが特徴です。
規則正しい凹凸がある板張りのデザインは、多くの人に好まれており、最近では木材だけでなく、アルミやプラスチックを使用した大和塀も広く利用されています。
さらに、大和塀はコンクリート塀やブロック塀と比較して軽量であるため、解体や補修が比較的簡単な点もメリットとなっています。
【やらず】
足場の転倒を防ぐために設置される斜めの支柱は「やらず」と呼ばれます。この道具は「控え」とも言われ、作業員や工事現場周辺の安全を確保するうえで欠かせない役割を果たしています。
やらずは地面から斜めに取り付けられるのが特徴です。その際、足場の高さや作業効率、解体作業時の手間などを考慮して、適切な強度や長さが選ばれます。
【山留め(やまどめ)】
地下の基礎工事を進める際、掘削した地盤が崩落しないように支える方法や構造物は「山留め」と呼ばれます。
通常、掘削深さが1.5mを超える場合に採用され、地盤の安定を確保するために施工されます。主な工法としては、親杭を打ち込み、その間に木製の横矢板を挿入する「親杭横矢板工法」や、鋼矢板を地中に打ち込む「シートパイル工法」があります。一方で、地盤が硬い場所や広い敷地を活用できる場合には、山留め壁を使用せず、地山自立工法やオープンカット工法を選択することもあります。
なお、山留めの解体は慎重に行わないと、抑えていた土砂が崩れる危険性があります。そのため、解体作業は専門の業者に依頼することが重要です。
【遣り方(やりかた)】
建物を建設する際、敷地内で位置や高さの基準を定め、水平を決定するために設置する仮設物を「遣り方」と呼びます。
一般的には、木材で作られた「杭」を地面に打ち込み、その杭に「貫板(ぬきいた)」と呼ばれる板材を固定します。
これらの杭や貫板は、それぞれ「水杭(みずぐい)」および「水貫(みずぬき)」とも呼ばれます。この名称は、遣り方が建物の水平基準を定めるために使用される仮設物であることに由来しています。
遣り方は、計画している建物の位置から約50cmほど外側に設置し、ぐるりと囲む形で配置します。その際、印をつけたり糸を張ったりして、基礎工事の際の基準として活用します。
【ヤード(やーど)】
解体工事で発生した廃材や機材を一時的に保管する場所を指します。効率的な作業と安全管理のために、ヤードの配置と管理が重要です。
【矢板(やいた)】
土砂の崩壊を防ぐために地中に打ち込む板状の構造物を指します。特に地下構造物を解体する際に使用され、工事の安全性を確保する役割を果たします。
【ヤードクレーン(やーどくれーん)】
ヤード内で使用される小型のクレーン機材を指します。主に廃材の積み下ろしや移動作業に使用されます。
『ユ』から始まる解体工事用語
【U字溝枡(ゆーじこうます)】
U字溝は、歩車道の区別のない路面排水用側溝として広く使われています。U字溝の、方向を直角に変える(曲げる)為に設置するのがU字溝枡です。また複数のU字溝をつなぎ、下水道へつなげる場合もあります。
【ユニック車(ゆにっくしゃ)】
ユニック車とは、クレーンが付いたトラックを指す通称で、トラッククレーンの一種です。多くの場合、運転席と荷台の間にクレーンが取り付けられており、このクレーンを使用することで重量物の積載や運搬が可能になります。
クレーンの竿部分である「ブーム」は長さを調節できるのが特徴で、一般的には4段まで伸ばせるタイプが主流です。作業内容によっては、5段や6段まで伸びるタイプが使用されることもあります。
解体工事においては、重機が使えない場合でも重い物を荷台に載せることが可能で、階段やエレベーターで運べない物を運び出す際にも活躍します。
【有害化学物質(ゆうがいかがくぶっしつ)】
有害化学物質とは、人体や環境に悪影響を及ぼす化学物質のことを指します。
建築材料の中には化学物質を含むものがあり、その代表例として、壁や天井に使用されるアスベスト、サッシ周辺に用いられるPCB、冷房設備に使われるフロンガス、蛍光灯に含まれる水銀、さらに焼却施設で発生するダイオキシンなどが挙げられます。
これらの化学物質は、解体工事の際に厳格な取り扱いが必要であり、各物質ごとに対応方法が法律で規定されています。そのため、解体作業を行う際には、法令に基づいた届出や特別な規制に従う必要があります。
【指差呼称(ゆびさしこしょう)】
確認対象に向けて手を伸ばし指さす動作は、「指差呼称」と呼ばれます。
この動作は「指さし確認」や「指差喚呼(かんこ)」とも称され、危険が伴う作業において、例えば「足元、ヨシ!」「吊り荷、ヨシ!」といった具合に声を出しながら確認を行うものです。
工事現場における安全確認の一つとして採用されており、作業への集中力を高め、ミスの発生を防ぐための効果的な手段として広く認識されています。
【ユンボ】
建設現場で使用される油圧ショベルは、「ユンボ」として広く知られています。
この名称はもともと、フランスのSICAM社が製造した油圧ショベルの商品名でした。しかし、日本では歴史的な背景から、油圧ショベルやショベルカー、バックホウなどを総称して「ユンボ」と呼ぶことが一般的です。
ユンボにはさまざまなサイズがあり、掘削可能な範囲によって大きさが分類されています。たとえば、0.1㎡(コンマイチ)や0.7㎡(コンマナナ)などの表記が使用されます。解体作業では、ユンボの先端部分にフォーク、カッター、ブレーカーなどのアタッチメントを取り付け、用途に応じて作業を行います。
『ヨ』から始まる解体工事用語
【容積率(ようせきりつ)】
建物の延床面積が敷地面積に対してどの程度の割合を占めるかを示す指標を「容積率」と呼びます。計算方法は、延床面積を敷地面積で割り、その結果をパーセンテージ(%)で表します。
容積率の上限は、良好な住環境を維持する目的で都市計画法によって定められています。これは、下水処理などのインフラ設備の容量を超えないよう、土地ごとに適切な人口密度を確保するためです。
容積率の具体的な数値は、地域ごとに異なる「用途地域」の指定に基づいて決められ、50%から1300%までの幅があります。この数値は、各自治体の窓口で確認が可能です。
また、容積率を計算する際には、駐車場や防災用倉庫などが延床面積に含まれない場合や、一定規模以上の空地を確保することで制限が緩和されるといった細かな規定があります。そのため、正確に容積率を算定するには、専門家への相談が推奨されます。
【養生シート(ようじょうしーと)】
建築工事において、壁や床、資材、製品を傷や汚れから守るために使用されるフィルム製品を「養生シート」と呼びます。
このシートには、ポリエステル製のブルーシートなどの汎用タイプや、発泡素材と紙を組み合わせたものなど、用途や設置場所に応じてさまざまな種類があります。
例えば、引越しや工事の際に床を保護するための床養生シート、解体作業中に粉塵の拡散や騒音を防ぐための防音シート、さらに工事中に火災が発生した場合に飛び火を防ぐ目的で使用される防火シートなどが代表的な例です。
【溶断(ようだん)】
溶断とは、ガス燃焼や電気抵抗、レーザー光などによる熱エネルギーを利用して、物質を溶かしながら切断する加工方法を指します。
一般的に、金属を溶融して切断する際に用いられる技術ですが、解体工事においては特にガスを使用した溶断を指すことが多いです。
溶断に用いるガスとしては、酸素とアセチレンを混合したものが主流です。この方法を使うことで、H鋼などの金属製の架台を切断し、重機で扱いやすいサイズに分割することが可能となり、解体作業の効率が大幅に向上します。しかし、可燃性ガスと酸素を同時に扱うため、火災のリスクを防ぐための適切な安全対策が欠かせません。
【擁壁(ようへき)】
崖や盛土、高低差のある地形の斜面が崩れるのを防ぐために設置される壁状の構造物を「擁壁」と呼びます。
この擁壁の基礎部分は地中に埋め込まれており、壁面は鉄筋コンクリート、コンクリートブロック、石材などで作られることが一般的です。
擁壁は、土圧や水圧、上部に建つ建物の荷重、さらには地震による振動など、多種多様な力を受けるため、高い耐久性が求められます。そのため、擁壁を解体したり補修したりする際の工事費用は比較的高額になることが多いです。
また、擁壁は災害時の安全性にも直結する重要な構造物であるため、宅地造成等規制法や自治体の条例などで技術基準が定められています。擁壁に関連する工事を行う場合、自治体からの許可が必要となるケースもあります。
【養生(ようじょう)】
工事の際に周囲の物が汚れたり壊れたりしないよう、シートや板などで保護することを「養生」と呼びます。
解体工事では、騒音や粉塵の拡散を防ぐことや、工具や作業員の落下を防止することを目的に養生が行われます。
一般的には、解体する建物の周囲を足場で囲み、その上からシートで覆う方法が多く採用されています。
また、内装解体の場合には、運搬経路を保護するために共用部分に養生を施すこともあります。
さらに、重機を移動させる際に地面を養生材で覆う必要がある現場も存在し、現場の状況や工事内容に応じて養生の方法が異なる点が特徴です。
【横待ち】
最短距離で運ぶのではなく、他の場所を経由して物を運ぶ事を言う。
残置物などの運び出しの場合など、いったん荷物を仮置きして再度運び出す事があります。
終わりに
今回は【解体工事用語集⑧『ヤ行』|奈良の解体工事UK工業】と題して、
解体工事にまつわる用語集として「ヤ行」から始まる用語集をまとめました。(^^)
解体用語が解らない方は、是非、参考にしてみて下さい。(●'◡'●)
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