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煙突の解体って?|奈良の解体工事 UK工業

【煙突の解体って?|奈良の解体工事 UK工業】

 

皆様こんにちは! 奈良で解体工事を行っているUK工業株式会社です。

 

当社は『美しく、きれいな解体』をモットーに、美しい仕上がりの解体工事を行うことを日々心掛けております!

 

奈良の解体業者選びは是非、UK工業株式会社におまかせください(^^♪

 

さて、今回のブログは、煙突の解体って?と題し、

 

その要因について解説していきます。(^^)

 

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目次

煙突の解体工事って?

今回はあまり身近にない煙突の解体工事の手順を、紹介します。特に高い煙突を解体する高所作業は安全性に配慮する事が必要です。以下に一般的な流れとしては次のようになります。

1. 事前調査と計画

〇煙突の構造と材質を調査



 ・構造の調査の方法



  図面の確認: 建築時の設計図面や構造図を確認し、煙突の構造を把握します。これには、基礎、支柱、内部の仕切りなどの情報が含まれます。



  現地調査: 実際に現地で煙突の目視点検を行い写真やビデオに記録します。クラックや損傷箇所の有無を確認します。



  非破壊検査: 超音波検査やレーダー検査を用いて、内部の構造や損傷を調べます。特に、コンクリートの内部状況や鉄筋の配置などを確認します。



 ・材質調査の方法



  サンプル採取: 煙突の各部位からコアサンプルを採取し、材質を分析します。コンクリートやレンガ、鋼材などの主要な構成材料を確認します。高所の場合は安全装備を使用します。



  ラボ分析: 取れたサンプルを実験室で化学的・物理的性質を分析します。これにより、耐久性や劣化状態を把握します。



  アスベスト検査: 古い建造物の場合、アスベストが使用されている可能性があるため、専用の検査を行います。



これらの作業には資格が必要となっており専門業者に依頼する必要があります。煙突には注意が必要な有害物質があり除去・破棄は適切に行います。除去・破棄も資格を持ってる人が、専用のマスク、防護服等を着用して行います。



〇周辺環境と影響範囲の確認



  煙突の高さや位置、近隣建物の距離と高さ、交通量や道路の位置、周囲の土地利用状況(住宅地、商業地、工業地など)を確認します。
 


〇必要な許可の取得
  建築確認申請・・・煙突を含む建築物の解体には、建築基準法基づく建築確認申請が必要です。



  解体工事通知書・・・建設リサイクル法に基づき、一定規模以上の建築物の解体工事には解体工事通知書の提出が必要です。



  道路使用許可・・・解体工事に伴い、道路を使用する場合(重機の搬入や資材の一時置き場として)、道路使用許可が必要です。



  騒音・振動規制法に基づく届け出・・・解体工事に伴う騒音や振動が規定値を超える場合、騒音・振動規制法に基づく届け出が必要です。



  アスベスト除去に関する届け出・・・煙突にアスベストが含まれている場合、労働安全衛生法および大気汚染防止法に基づく届け出が必要です。



ちなみに



〇銭湯の煙突には・・・



 銭湯の煙突にはアスベストの他に色々なものが含まれています。



 ・煙突内部の蓄積物: 煙突内部には、燃料の燃焼によって生成された排気ガス中の固形物や化学物質が付着します。これには、灰や煤、および不完全燃焼によって生成される有機化合物などが含まれます。



 ・塩化ナトリウム: 銭湯の燃焼過程で、塩素を含む材料が燃焼されることがあります。この過程によって、塩化ナトリウム(食塩)の微小な粒子が生成され、煙突内部に付着する可能性があります。



 ・有機化合物の燃焼生成物: 銭湯の燃焼によって、有機物が燃焼され、一部が不完全燃焼によって有害な有機化合物が生成される可能性があります。これらの化合物は、煙突内部に付着し、煙突の壁面や排気管内部に沈着することがあります。



 ・硫黄酸化物: 燃料や空気中の硫黄化合物が燃焼時に酸化され、硫黄酸化物となります。これらの化合物は、銭湯の燃焼プロセスによって排出され、煙突内部に付着する可能性があります。


2足場の組み立て

安全かつ効率的な作業を行うために適切な足場が必要です。足場の組み立ては、専門的な技術と注意が必要な作業です。以下に一般的な足場の組み立て手順を示します。



〇 足場の設計と計画



解体対象の煙突の高さ、形状、周囲環境などを考慮して、足場の設計と計画を立てます。
足場の設計には、足場の高さ、幅、梁や支柱の配置、耐荷重性などが含まれます。



〇 必要な材料と道具の準備



足場を組み立てるために必要な材料(足場パイプ、足場ボード、クランプ、ジョイントピンなど)と道具(レベル、ハンマー、スパナ、鋸など)を準備します。



〇 地面の準備



足場を設置する地面を平らにし、堅牢で安定した基盤を確保します。地面には、安全な作業を行うための十分なスペースとアクセス経路を確保します。



〇 足場の基礎を設置する



足場の基礎となる支柱を設置し、地面に固定します。これには、地面に埋め込む足場ポストや重いコンクリートブロックを使用することがあります。



〇 上部支柱を組み立てる



上部支柱を垂直に設置し、煙突の周囲に固定します。支柱は、足場を支えるための基本的な構造です。



〇 横方向の梁を設置する



上部支柱に水平方向の梁を取り付け、足場の横方向のフレームを作ります。梁は、足場の安定性を確保し、足場ボードを支えるために使用されます。



〇 足場ボードを取り付ける



足場ボードを横方向の梁に取り付け、足場の作業面を形成します。足場ボードは、作業員が安全に移動し、作業を行うための基盤となります。



〇 安全手すりと足場ネットの取り付け



足場の周囲に安全手すりを取り付け、作業員が墜落しないようにします。足場の外側には、足場ネットを取り付けて、周囲の人や物を保護します。



〇 最終確認と調整



足場の組み立てが完了したら、最終的な確認と調整を行います。すべての部品が適切に取り付けられ、足場が安定していることを確認します。



以上が、煙突の解体作業での一般的な足場の組み立て手順です。足場の組み立てには慎重さと正確さが求められます。必要に応じて、足場の設置や調整を専門家に任せることが重要です。



3解体手順

〇上部、中部からの解体



 ・人力でのハンマーや削岩機による手作業解体



 手作業での解体では、鉈やハンマーを使って、ブロックやレンガを一つずつ取り外していきます。



鉈を使って、周囲の接合部やコーキングを切り離し、レンガやコンクリートブロックを外します。力を入れすぎないように注意し、周囲の構造物や作業員に危険を与えないようにします。



 ・クレーンを使用したブロックの吊り下げ解体



 クレーンを解体現場に配置し、安全な場所に設置します。クレーンの安定性を確保するために、適切な地面の下地や支柱を用意します。



 クレーンオペレーターによって、クレーンを操作し、ブロックをつり上げます。ブロックが正確につり上がり、周囲の安全性が確保されるようにします。



 ブロックがつり上げられる際には、作業員が安全な位置に配置されていることを確認します。解体現場の周囲には、作業員や他の人が近づかないように警告し、安全を確保します。


 ブロックを適切な場所に降ろし、安全に置かれるようにします。これには、クレーンの操作と調整が必要です。



 ブロックが地面に安全に置かれたら、解体作業を継続します。必要に応じて、同様の手順で他のブロックをつり上げて解体を進めます。



 ・小型機械(ジャッキハンマーなど)の使用



 煙突の上部から順にジャッキハンマーで解体します。最初に、上部のレンガやコンクリー トブロックを叩き壊します。



 ジャッキハンマーを使って、ブロックやレンガの接合部を壊し、手で取り外せる状態にし ます。ジャッキハンマーで破砕したブロックやレンガを慎重に取り外し、足場やクレーン で安全な場所に降ろします。



 落下物や崩落を防ぐため、作業エリアの下部には保護ネットやバリケードを設置します。



〇 下部の解体



 ・重機を使用した基礎部分の解体



 重機に装着されたブレーカー(油圧ハンマー)を使用して、基礎部分を破砕します。
ブレーカーを適切な角度で使用し、基礎のコンクリートを効率的に破壊します。



 特に、厚いコンクリートや鉄筋が含まれている場合は、慎重に作業を進めます。破砕されたコンクリートやレンガ、その他の材料をショベルを使って取り除きます。



 重機のショベルで基礎の破片をすくい上げ、ダンプトラックなどの搬送車に積み込みます。



 ・大型ブロックの処理と搬出



破砕されたコンクリートやレンガ、鉄筋などの廃材は、適切な処理場に搬送します。
廃材はリサイクル可能なものと廃棄物に分類し、環境に配慮した方法で処理します。



解体作業が完了したら、現場を整地し、必要に応じて土を均します。作業エリアの清掃を行い、残留物や廃材を完全に撤去します。



4廃材の処理

煙突の解体において、材料の分別とリサイクルは環境保護とコスト削減の観点から非常に重要です。以下に、煙突解体での分別方法とリサイクル可能な材料について詳述します。



〇 コンクリートおよびレンガ



分別方法: コンクリートやレンガは解体作業中に手動または重機を使用して分けます。特に大きな塊はブレーカーで砕いて分別します。



リサイクル方法: 破砕されたコンクリートやレンガは、リサイクル施設で再生骨材として利用されます。再生骨材は道路基盤材や新しいコンクリートの骨材として使用されます。



〇 鉄筋および金属



分別方法: 煙突構造に含まれる鉄筋やその他の金属は、解体中にマグネットや手動で取り除きます。重機でコンクリートから鉄筋を分離することも一般的です。



リサイクル方法: 鉄筋や金属はスクラップとしてリサイクル施設に送られ、再利用されます。金属は溶解され、新しい鋼製品やその他の金属製品に再加工されます。



〇 石綿(アスベスト)



分別方法: アスベストを含む材料は、専門の除去業者によって安全に取り扱われ、分別されます。取り扱いには厳格な法規制があり、保護具の着用と封じ込めが必須です。



リサイクル方法: アスベスト自体はリサイクルできませんが、適切に封じ込められ、認可された処分場で安全に廃棄されます。



〇 木材



分別方法: 煙突解体時に発生する木材は、特に補強材や足場材などから発生します。これらは手動で分別されます。



リサイクル方法: 木材は、チップにして再利用するか、燃料として利用されます。また、適切に処理された木材は、再生材として建築や製品の材料に使われます。



〇 その他の廃棄物



分別方法: 断熱材やその他の非リサイクル材は手動で分別し、適切な廃棄方法を選択します。



リサイクル方法: 再利用できない廃棄物は、廃棄物処理施設で適切に処理されます。分別が難しい材料は特別な処理が必要です。



5最終確認と清掃

〇解体完了後の現場の安全確認



解体後の土地を平らに整地します。これにより、新たな建設プロジェクトや安全な使用が可能になります。



雨水や排水が適切に処理されるように、排水溝や浸透トレンチの設置を確認します。



解体現場の周囲にフェンスやバリケードを設置し、立ち入り禁止区域を明確にします。


終わりに

煙突の解体はなかなか一軒家の解体と違いよくある解体ではありませんが最終的には綺麗な美しいかいたいを目指すところは同じといえます。



ですが、解体としては有資格者の状況確認が重要であり費用としてもクレーン車や重機を使用した場合、または手作業で作業した場合は危険度と日数がかかることも踏まえ費用は高額になる解体といえるでしょう。



今回は【煙突の解体って?】ついて解説させて頂きました。(^^)



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