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【解体工事用語集⑥『ハ行』|奈良の解体工事UK工業】

【解体工事用語集⑥『ハ行』|奈良の解体工事UK工業

 

皆様こんにちは! 奈良で解体工事を行っているUK工業株式会社です。

 

当社は『美しく、きれいな解体』をモットーに、美しい仕上がりの解体工事を行うことを日々心掛けております!

 

奈良の解体業者選びは是非、UK工業株式会社におまかせください(^^♪

 

さて、今回のブログは、【解体工事用語集⑥『ハ行』|奈良の解体工事UK工業】と題し、

 

解体工事用語のハ行の用語をまとめています。順に掲載していきますので参考にしてください。(^^)

 

 

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目次

解体工事用語集⑥『ハ』行

解体工事は、現代の建設業界において必要不可欠な作業の一つです。


現場で頻繁に使用される専門用語には、重要な概念が多く含まれています。


そのため、用語を正しく理解し、実務で適切に活用することが、安全で効率的な解体作業の実現に繋がります。


特に環境配慮や安全管理が重要視される現代の解体工事では、これらの知識が欠かせません。


本記事が、解体業界に関わる方々やこれから学びたい方々にとって、有益な情報となれば幸いです。


『ハ』から始まる解体工事用語

【配管撤去(はいかんてっきょ)】
建物内部や地中に設置された給水管、排水管、ガス管などの配管を取り除く作業です。
撤去の際には、破損や漏洩を防ぐため、専門的な技術が求められます。
特にアスベストや鉛管を含む場合には、法令に従った処理が必要です。



【発破(はっぱ)】
火薬や爆薬を使用して構造物を破壊する手法です。
主にトンネル工事や岩盤の破砕に用いられますが、解体現場での使用には安全性や周辺環境への配慮が不可欠です。



【鉢合わせ(はちあわせ)】
解体現場において、作業員や重機が狭いスペースで衝突するリスクを指します。
作業計画や動線管理が重要となり、安全教育が欠かせません。



【橋梁解体(きょうりょうかいたい・はしきょうかいたい)】
橋の解体工事を指します。特殊な機材や技術が必要で、交通規制や河川環境への配慮も求められます。



【配筋(はいきん)】
設計図に基づいて鉄筋を配置・組み立てる作業は「配筋」と呼ばれます。
鉄筋コンクリート工事では、コンクリートを鉄筋の間にしっかりと流し込むことで、必要な強度を得ることができます。
配筋は構造物の強度に影響するため、法令で間隔や基準が細かく規定されています。
このため、コンクリートを打設する前には、配筋検査を実施して基準に合致しているかを確認します。
木造住宅でも、建物基礎のコンクリート部分には鉄筋が用いられており、適切な配筋が行われます。
一方、解体工事では、コンクリート構造物を取り壊す際に鉄筋を切断しながら作業を進める必要があります。
その際、騒音や振動が発生することが多く、さらに鉄筋とコンクリートを分別する手間がかかるため、処分費用が高額になる傾向があります。



【斫り(はつり)】
斫りとは、コンクリートやアスファルトを削ったり、穴を開けたり、面を整えたりする作業全般を指します。
この作業は、オフィスビルやマンションといったコンクリート建造物、また駐車場や道路のアスファルトなど、多岐にわたる構造物で実施されています。斫り工事という呼び方がされることもあります。
斫りは、解体工事の一環として行われる作業の一つです。
コンクリートやアスファルトで作られた構造物を解体する際には、必ず必要となります。
たとえば、コンクリート製の住宅を解体する場合、ダイヤモンドカッターやピックなどを用いて斫りを行うことがあります。
また、現場の状況に応じて、電動モーターや油圧式・空気圧式の機械や重機が使用される場合もあります。



【バタ】
バタとは、コンクリートを流し込む際に使用される型枠を支えるための棒状の資材で、長さはおよそ10cm程度です。
この資材は漢字で「端太」と表記されます。
角材でできたものは「バタ角」、丸パイプ状のものは「バタ丸」と呼ばれ、それぞれ形状や用途が異なります。
ただし、一般的に「バタ」と言う場合は、バタ角を指すことが多いです。
バタ丸は「単管」とも呼ばれ、使用目的に応じて木材、鋼材、アルミなどの素材が採用されます。
また、バタは型枠の補強材としての役割に加えて、重い資材を一時的に仮置きするための枕木としても活用されることがあります。



【廃材(はいざい)】
「廃材」とは、使用されなくなり廃棄される材木や建築材料を指します。
これには木くず、コンクリート片、レンガ片などが含まれ、解体工事においては産業廃棄物として扱われます。
以前は廃材をそのまま廃棄することが一般的でしたが、現在では建設リサイクル法に基づき、多くの廃材がリサイクルされるようになっています。
たとえば、木造住宅を解体した際に出る木材は、その大半がウッドチップや肥料などに加工され、再利用されています。
なお、廃材の処理費用については、工事費用として見積もり書に含まれている場合が一般的です。



【バリカー】
自動車の侵入や衝突を防ぐ目的で設置される車止めは「バリカー」と呼ばれています。
この名称は「バリケード」と「カー」を組み合わせた造語が由来とされていますが、ピラーやボラードと呼ばれることもあります。バリカーには、地面に埋め込んで固定するタイプ、抜き差しが可能な可動式タイプ、歩道と車道の境目に使用されるアーチ型タイプなど、さまざまな形状があります。また、駐車場の解体作業を行う際には、近隣のバリカーも撤去対象に含まれることがあります。



【パッカー車(ぱっかーしゃ)】
「パッカー車」は、ゴミを荷台に積んで運搬するための車両で、ゴミ収集車や塵芥車とも呼ばれます。
日本では、積載したゴミを自動的に圧縮できる機械式の収集車が主流です。
これらの収集車は小型や中型が多く、2トン程度の積載量で、約1000袋分のゴミ袋を収集することが可能です。解体工事においては、残置物の処分時に利用されることが一般的です。
ゴミの圧縮方法にはいくつかの種類があります。
強力な圧縮力を持つプレス式、圧縮力と投入速度のバランスが良い巻き込み式、そして連続投入が可能なロータリー式があり、収集するゴミの特性や作業内容に応じて適した方式が選ばれます。



【バケット】
「バケット」とは、バケツや重機の先端に取り付けるカゴ状の装置を指します。
解体工事では、ショベルカーの先端に取り付けられるアタッチメントとしてのバケットが一般的です。
用途に応じてさまざまなタイプがあり、土砂やガラを分別するためのスケルトンバケットや、挟み込む動作が可能なピラニアバケットなどが使用されています。



【パーゴラ】
パーゴラとは、つる性植物を絡ませるために木材などで組まれた棚のことで、日本では藤棚として知られています。
もともと「パーゴラ」はイタリア語でぶどう棚を意味していましたが、現在では住宅の庭などに設置される植物を絡ませる棚全般を指す言葉として使われています。一般的な住宅では、ウッドデッキと組み合わせて庭や軒先に設置されることが多く、比較的低コストで解体や撤去が可能です。ただし、柱や基礎がコンクリートで作られている場合は、解体費用が高くなることがあります。



【伐採(ばっさい)】
樹木を切り倒す作業は「伐採」と呼ばれます。
これは木の根元から幹全体を切り倒すもので、邪魔な木を取り除くためや、新たに木材や薪を得る目的で行われることもあります。
解体工事で大きな樹木を伐採する際には、近隣の建物に影響を与えないよう、切り倒す順序や方法に十分な注意を払う必要があります。
「伐採」と似た言葉に「剪定(せんてい)」がありますが、剪定は枝や葉を整理する作業であり、伐採とは意味が異なります。




【抜根(ばっこん)】
樹木の切り株を根元から掘り起こして撤去する作業は「抜根」と呼ばれます。
地中に配管を設置したり基礎を作る際に、樹木の根が障害物となるため、作業を始める前に必ず抜根を行う必要があります。
解体工事では、解体後に土地を売却するために整地が求められます。
敷地内に樹木が残っている場合は、抜根を行って根を取り除き、その後に穴を埋めて整地作業を進めます。




【廃プラ(はいぷら)】
廃プラとは、廃棄されるプラスチックの略称で、家庭から出る一般廃棄物と、事業活動で発生する産業廃棄物に分けられます。
解体工事で発生する廃プラは産業廃棄物に分類されるため、廃棄物処理法に従って適切な処理が求められます。現場で分別された廃プラは中間処理業者に委託され、その後、焼却処分や埋め立て処分が行われます。また、リサイクル可能なものは固形燃料として再利用されることもあります。



【ハンドブレーカー】
ハンドブレーカーは、重機が入れない狭い場所や建物内で使用する手持ち型の機械工具で、コンクリートを削りながら解体するために使われます。この工具は、空圧や油圧の力で先端のノミを上下させ、コンクリートに打撃を与えながら削ります。
ハンドブレーカーを使用した解体方法は「ブレーカー工法」として知られています。
この方法は、従来は人力で行っていたハンマーなどを使ったはつり作業の効率を大きく向上させました。ハンドブレーカーを使うには一定の技術が求められ、作業中は防塵マスクやメガネ、耳栓などの安全装備が必須です。また、周囲の環境への配慮として、防音や粉塵対策をしっかりと行うことが重要です。



【破砕機(はさいき)】
破砕機は、物質を粉砕するなどのさまざまな用途に応じて物質を変形させるための機械です。
岩石を特定の大きさに粉砕する機械や、廃材を粉砕して処理を簡便にするためのものなど、使用目的は多岐にわたります。
解体現場で使用される破砕機には、重機の先端にハサミ状のアタッチメントを取り付けて使用するタイプや、現場で出たコンクリートをその場で粉砕する自走式の破砕機があります。現場でコンクリートを破砕することで、再利用可能な埋戻し材として活用できるため、搬出する廃棄物が減少し、その結果として輸送費や処分費の削減にもつながります。



【旗竿地(はたざおち)】
旗竿地(はたざおち)とは、道路に面している部分が細い路地状になっていて、奥に開けた場所がある土地のことをいいます。
細長い通路の先に家がある土地をイメージするとわかりやすく、別名で敷地延長と呼ばれることもあります。図面で見たときの形が竿のついた旗に似ていたことが名称の由来です。
旗竿地は住宅密集地を効率的に分割するための形状であるため、都市部に多く見られるのが特徴です。
道路に面している部分が狭く敷地そのものも狭い場合が多いため、旗竿地の解体は通常より難しいといわれています。
また、トラックや重機が敷地に入りづらいため、手作業で解体しなければならない場合があります。


『ヒ』から始まる解体工事用語

【ピンハネ】
ピンハネとは、本来他者に渡るべきお金などの一部を自分の利益として取り込む行為を指します。その語源は、ポルトガル語の「pinta」(点やしるしを意味する言葉)に由来していると言われています。
解体工事の現場では、下請け業者に本来の金額よりも少ない報酬を支払う形で、ピンハネが行われる可能性が考えられます。
このような行為は、法律用語では「中間搾取」と呼ばれ、罰則が科される違法行為とされています。労働基準法に基づき、1年以下の懲役または50万円以下の罰金が規定されています。



【非飛散型アスベスト廃棄物(ひひさんがたあすべすとはいきぶつ)】
非飛散型アスベスト廃棄物とは、アスベストを0.1%以上含むスレート材など、天井や壁の部材を解体した際に発生する廃棄物を指します。これらは、アスベストが直接吹き付けられた建材や保温材に含まれる「飛散型アスベスト廃棄物」とは異なる種類の廃棄物です。
非飛散型アスベスト廃棄物の場合、飛散型のように無害化処理が必要とされるケースは少ないものの、法律で定められた適切な処理方法に従う必要があります。
解体作業においては、粉じんの飛散を防ぐための対策が重要です。具体的には、解体する建物の高さを超える飛散防止シートの設置、散水設備の準備、作業計画の策定、手作業での解体を原則とすること、さらに保護具の着用などが求められます。



【引渡し(ひきわたし)】
解体工事後の「引渡し」は、予定された工事や作業が完了し、施主の確認と承諾を得た後に実施されます。この段階で解体業者の作業義務は終了し、契約も正式に完了します。
引渡しの形態は建物や構造物の種類によって異なります。一戸建て住宅の場合は、通常更地の状態で引渡されることが一般的です。一方で、内装解体や原状回復工事などの場合、引渡しの条件や状態はケースバイケースで異なります。
特に内装解体やスケルトン解体では、最終的な判断はオーナーに委ねられます。そのため、テナントが問題ないと判断しても、オーナーの承認が得られない限り引渡しは成立しません。
オーナーの了承が得られない場合は、問題点を明確にし、双方で解決策を協議する必要があります。解体工事後の引渡しは、施主が立ち会うのが一般的ですが、遠方で立ち会えない場合は、解体業者が提供する写真や報告書で確認を行うことも可能です。
なお、引渡しが完了しない場合、家賃が引き続き発生することがあります。そのため、トラブルを回避するためには現地で立ち会い、直接確認して引渡しを完了させることが重要です。



【平門柱(ひらもんちゅう)】
平門柱は門柱の一種で、平らな壁状の構造で門を支える役割を果たします。一般的に、門柱には表札やインターホン、郵便受けなどが取り付けられることが多く、平門柱は和風・洋風を問わず幅広い住宅デザインと調和する点が特徴です。
平門柱の解体作業は外構工事の一部とみなされますが、門扉や門柱それぞれの解体には異なる費用がかかる場合があります。



【B工事(Bこうじ)】
B工事は、工事区分の一つで、テナントからの要望に基づいて建物のオーナーが工事を発注する形式を指します。
この工事では、費用はテナントが負担しますが、施工業者の選定権はオーナーにあるため、テナントが業者を自由に選ぶことはできません。B工事は主に、テナントの入居時や退去時に行われることが多く、対象となる工事内容には防災設備、給排水設備、分電盤、エアコンやダクトなどの空調設備が含まれます。このような工事はテナント専用部分だけでなく、建物全体に影響を及ぼす場合もあります。
退去時には原状回復工事が必要となりますが、B工事に該当する箇所に関しては、費用をテナントが負担し、オーナーが選定した業者によって施工が行われます。



『フ』から始まる解体工事用語

【浮上掘削(ふじょうくっさく)】
地下構造物を解体する際、地下水位をコントロールしながら掘削する技術です。特に地下水が多いエリアでの作業で必要とされます。



【プラント解体(ぷらんとかいたい)】
工場や発電所など、大規模施設の解体を指します。高度な計画と専門知識が必要で、安全性を確保するための技術も重要です。



【歩掛かり(ぶがかり)】
建設工事の積算で用いられる用語「歩掛かり」は、単位あたりの作業に必要な手間や作業日数を数値化したものを指します。
例えば、1㎥の土を掘削する場合に、作業員1人が半日で作業を完了すると想定した場合、歩掛かりは0.5(人工・日/㎥)となります。この数値を基に、掘削量に応じた人件費を簡単に計算できます。たとえば、掘削する土の量が20㎥であれば、計算式は20㎥×0.5(人工・日/㎥)=10(人工・日)となり、1人の作業員で10日かかる作業量として費用を見積もることができます。
工事の見積もりでは、どのような人材がどれだけの日数作業するかを想定して人件費を算出しますが、歩掛かりはその根拠となる基本データとなります。



【フロンガス】
フロンガスとは人工的に生成されるガスの一つで、炭素や水素、フッ素などから作られています。19世紀に発明されて以来、人体に無害で安定していることから冷蔵庫やエアコンの冷媒ガスに多用されました。しかし1970年代からフロンガスによるオゾン層の破壊が問題になり、現在は製造や輸入が禁止されています。日本でも法整備が進み、2020年より改正フロン排出抑制法が施行されています。
解体工事もフロン排出抑制法の規制対象です。同法では、工事前に解体業者がフロンガスを含む機器の有無を確認し、その結果を施主へ報告する義務が課せられています。ただし施主が説明しておかないと解体業者が事前調査をせずに工事を進める可能性もあります。
もし大気中にフロンガスを排出した場合は、機器の所有者に罰則が課せられます。そのため、双方の認識にズレが生じないよう解体業者と事前に話し合う必要があります。



【不法投棄(ふほうとうき)】
解体工事における不法投棄とは、工事で発生した廃材やゴミなどを法に反して処分する行為を指します。廃棄物は廃棄物処理法に基づき、適切に分別・処理される必要があります。解体工事で発生した廃棄物は、解体業者が自ら責任を持って処理するか、適切な廃棄物処理業者に委託することが義務付けられています。
しかし、処分費用を削減するために、山林や山奥、あるいは解体業者の所有地などに不法に廃棄物を投棄するケースが後を絶ちません。このような行為は、有害物質が流出して周囲の環境を汚染したり、近隣住民に健康被害を及ぼしたりするリスクがあります。
こうした問題を防ぐため、廃棄物処理法では厳しい罰則が定められており、不法投棄を行った個人や企業に対しては懲役刑や高額な罰金が科されます。また、場合によっては施主にも責任が及ぶ可能性があるため、信頼できる解体業者を慎重に選ぶことが求められます。トラブルを防ぐには、工事を依頼する前に解体業者の許可証を確認し、工事終了後はマニフェストを用いて適切に廃棄物が処理されたことを確認することが重要です。



【踏づら(ふみづら )】
階段を構成する要素の一つで、足を乗せる水平部分を「踏づら」と呼びます。漢字では「踏面(ふみづら)」と表記されることもあります。
階段は、水平部分である「踏づら」と垂直部分である「蹴あげ(けあげ)」が交互に組み合わさることで形成されています。踏づらの幅が狭すぎると足を踏み外す危険があるため、建築基準法によって最低寸法が規定されています。住宅用の階段では、踏づらの幅は最低15cm以上とされていますが、実際には20cmから30cm程度の幅が歩きやすく、安全性も高いとされています。



【伏せ図(ふせず)】
建物の床から一定の高さにおける水平断面を、真上からまたは真下から見た視点で描かれた図面を「伏せ図」と呼びます。これは平面図と似ていますが、平面図が主に間取りを示すのに対し、伏せ図は建物の骨組みや構造を表現するための図面です。
解体工事では、建物の外側からは見えない内部の構造や骨組みを理解するために、この伏せ図が役立ちます。
代表的なものとして、真上から見た「基礎伏せ図」「床伏せ図」「屋根伏せ図」や、真下から見た「天井伏せ図」「梁伏せ図」などがあります。各構造要素ごとに個別に図示される点が特徴です。



【プレキャストコンクリート構造(ぷれきゃすとこんくりーとこうぞう)】
工場で製造されたPCパネルを使用し、現場で組み立てる建物の構造は「プレキャストコンクリート構造」と呼ばれます。
この構造の大きな特徴は、コンクリートの品質が安定しており、工期やコストの削減が可能である点です。特に品質面では、工場内でコンクリートの養生が行われるため、PCパネルに個体差が生じにくいという利点があります。
しかし、PCパネルを使用すると、現場での変更が難しいこと、コンクリートの輸送費用や仮設工事費用が必要となること、さらに部材の接合部分で防水処理をしっかり行わないと漏水のリスクが生じるというデメリットもあります。
加えて、PCパネルの解体時には部材を個別に取り外し、移動させてから粉砕する必要があり、この作業には大型の重機が必要となります。



【プラダン養生(ぷらだんようじょう)】
プラダン(プラスチックダンボール)は、ポリプロピレン素材で作られた、紙ダンボールに似た形状を持つ製品です。軽量で、折り曲げに強く、熱に溶けやすいという特性を持つため、リサイクルがしやすいとされています。そのため、近年では建設現場で広く使用されています。
解体工事において使用される「プラダン養生」では、プラダンの特性を活かし、荷物を搬出する際などに壁や建物を保護する目的で利用されます。



【フォーククロー】
フォーククローは、油圧ショベルに取り付けるアタッチメントの一種です。先端がハサミのような形をしており、油圧ショベルに装着して使用します。
フォーククローには、機械式や旋回式などさまざまな種類があり、主に物をつかむ作業に利用されます。リサイクルや建築、土木、林業など、多くの業種で活用されています。
解体現場では、木造住宅の解体作業や、廃材の整理・運搬にも利用されています。



【筆(ふで)】
「筆」とは、土地を数える単位で、例えば「1筆」「2筆」といった形で表記されます。読み方は「いっぴつ」「にひつ」または「ひとふで」「ふたふで」となります。
筆は土地の面積に基づくものではなく、登記された土地の単位ごとに使用されます。各土地には「地番」と呼ばれる番号が割り当てられます。
また、複数の土地を1筆にまとめることを「合筆」、逆に1筆を分けることを「分筆」と言います。住宅を解体後に土地の一部を売却したい場合、土地分筆登記を申請する必要があります。



【付帯工事(ふたいこうじ)】
建物の本体工事以外で行われる作業や工事は、一般的に「付帯工事」と呼ばれます。
解体工事に伴う付帯工事には、庭木の伐採、塀の撤去、車庫や物置の撤去、残留ゴミの処理、井戸の撤去などが含まれます。
付帯工事の内容や費用は、土地や建物の状況によって異なるため、解体工事を依頼する際には、見積もりを確認し、工事の範囲や内容について十分に確認することが重要です。



【袋小路(ふくろこうじ)】
一方向きの入口しかなく、通り抜けができない狭い道を「袋小路」と呼びます。このような道は周囲が建物や壁で囲まれており、行き止まりの状態です。
細い道が行き止まりになると「袋小路に入る」と表現され、困難な状況に直面した際の比喩としても使用されます。
袋小路に位置する建物を解体する場合、重機の搬入が難しいため、手作業での解体が必要になることがあります。この場合、工期が長くなり、費用が高くなる可能性があるため注意が必要です。
さらに、もし重機の搬入が可能であっても、工事中に周囲の道路を塞ぐことで近隣に迷惑をかける可能性があるため、近隣住民への通知や安全対策が特に重要となります。



【ブレーカー】
ブレーカーは、ショベルなどの重機に取り付けて使用するアタッチメントの一種で、油圧式や空圧式などのタイプがあります。基本的な仕組みは簡単で、取り付けられた杭やノミを連続的に打撃して、構造物を壊していきます。
主にSRC造の建物やコンクリート製の構造物、道路の舗装などの解体作業に使用されるほか、岩盤の掘削や破砕にも活用されています。
ブレーカーを使用する工法は「ブレーカー工法」と呼ばれ、作業中の騒音が大きいため、一般的には地上では使用されることが少なく、地下での使用時には近隣住民に了承を得ることが求められます。
ブレーカーには様々なサイズがあり、小型から大型のものまで種類があります。さらに、低音タイプや環境への配慮がなされたモデルもあり、その選択肢は豊富です。
解体現場では、ブレーカーを使用する場面も多く見られますが、重機が使えない現場や内装の解体作業では「ハンドブレーカー」と呼ばれる小型の機械が使われます。ハンドブレーカーは、重機に取り付けるタイプと同様の仕組みですが、単独で使用でき、持ち運びが可能な点が特徴です。



【部分手壊し(ぶぶんてこわし)】
解体工事の一環として、部分的に手作業で分別解体を行う方法を「部分手壊し」と呼びます。この手法は「重機併用手壊し工法」とも言われ、現在の解体工事では一般的に用いられています。
手壊し解体の利点としては、廃材の分別が丁寧に行えること、騒音や振動が少なく抑えられること、狭小な敷地でも対応しやすい点などがあります。しかし、これに伴い費用が高くなる傾向があります。
そのため、実際の解体現場では、重機を使用した解体と手壊し解体を組み合わせて行うケースが多く見られます。



【分筆(ぶんぴつ)】
粉じんとは、空気中に浮遊する粉状の細かいチリを指します。
金属の切断や溶接などで発生する金属粉じんや岩石を加工する際に出る鉱物粉じんなど、さまざまな作業で粉じんは発生します。建物を解体する際にも粉じんが発生します。
解体業者も大気汚染防止法に則り飛散防止の粉塵対策を行いますが、すべての粉じんを防ぐことはできません。そのため、解体工事の際には防塵シートで現場を覆うなどの対策を行います。
また、アスベストを含む粉じんには人体への影響が大きいため、建物にアスベストが使用されている場合は事前にアスベスト除去工事を行う必要があります。



【粉じん(ふんじん)】
粉じんとは、空気中に浮遊する微細な粒子状の物質を指します。これには、金属加工や溶接時に発生する金属粉じんや、岩石を切削する際に生じる鉱物粉じんなど、さまざまな作業で発生する粉じんが含まれます。建物の解体作業でも粉じんが発生することがあります。
解体業者は、大気汚染防止法に基づいて飛散を抑えるための粉塵対策を講じますが、完全に粉じんの発生を防ぐことは難しいため、防塵シートを使って現場を覆うなど、さらに対策が行われます。
また、アスベストを含む粉じんは人体に深刻な影響を与えるため、建物にアスベストが使用されている場合、解体前にアスベスト除去作業が必要となります。



【プラベニ】
プラベニは「プラスチックダンボール」の正式名称で、プラダンや養生ボードとしても知られています。
その構造は中空で、ダンボールと似た形状ですが、紙製のダンボールとは異なり、耐水性や耐油性に優れています。この特性により、プラベニは輸送箱や通い箱として使用されるほか、引っ越し時の家具搬入や解体作業で発生する廃棄物の搬出時など、さまざまな現場で活躍しています。



【深基礎(ふかぎそ)】
道路と敷地の間に高低差や傾斜がある場合に、基礎部分を通常よりも深く設置する工事を「深基礎」と呼びます。
深基礎は通常の基礎工事よりも費用がかかりますが、新たに擁壁を設置するよりはコストが抑えられることがあります。
この工法を採用すると、土地の高低差を活かして駐車場や床下に有効なスペースを確保できます。しかし、深基礎を解体する際には、通常よりも深い部分まで掘り下げて基礎を撤去する必要があり、その分解体費用は高くなる可能性があります。



【フーチング】
フーチングは基礎構造の一種で、逆T字型のコンクリートブロックを形状としています。
この部分は、面積が広い方を下にして地中に埋設され、建物の重量を地面に均等に分散させることで、耐久性と耐震性に優れた強力な基礎を実現します。
さらに、フーチングを連続的に配置した基礎は「連続フーチング基礎」または「布基礎」と呼ばれ、住宅の基礎に広く使用されています。



【ブロック塀(芯積み)(ぶろっくべい)】
ブロック塀(芯積み)とは、ブロックを積む方法の一つで、主に内積み、芯積み、外積みの3種類に分類されます。
内積みは自分の敷地内にブロックが積まれている状態、外積みは相手の敷地内、そして芯積みは境界線上にブロックが積まれている状態です。芯積みの場合、ブロック塀は自分と隣人の共同所有となるため、解体を行う際には費用分担や解体の合意が必要になります。
また、ブロック塀は解体工事の見積書においてCB塀と記載されることがあります。撤去費用は基本的にブロック塀の面積で算定されますが、積み方によって作業の難易度が異なり、解体費用が変動することもあります。



【分別解体(ぶんべつかいたい)】
分別解体は、解体作業を進める中で廃棄物を種類ごとに分けて処理する方法です。2002年に施行された建設リサイクル法により、ミンチ解体は原則として禁止され、代わりに分別解体が採用されています。
建設リサイクル法では、解体時に特定の資材(アスファルトコンクリート、コンクリート、木材など)を現場で分別し、再資源化することが求められています。これにより、廃棄物の再利用が促進されます。
また、解体工事を行う前に、発注者は解体計画を市区町村に届け出る必要があり、提出を解体業者に委任することはできますが、最終的な責任は発注者にありますので注意が必要です。
分別解体の利点は廃棄物の再利用ですが、手作業や重機を使用するため、工期が長くなることや足場を組む必要がある場合もあります。



【分離発注(ぶんりはっちゅう)】
分離発注とは、新しく建物を建設する際に、建築業者と解体業者を別々に契約し、発注する方法です。
この方法では、解体工事を一括契約で依頼する場合と比較して、解体費用を抑えることができます。また、解体業者と直接やり取りができるため、工事内容に関する誤解やミスが少なくなります。ただし、解体業者を自分で選び、交渉を進める必要があります。
一方、一括契約では1つの業者と契約を結ぶため手間は少ないものの、解体費用に加えて中間マージンなどの追加費用が発生しがちで、結果的に解体費用が高くなることがあります。



【プレハブ工法(ぷれはぶこうほう)】
「プレハブ工法」とは、建築部材(骨組みや壁など)を工場で事前に製造し、現場で組み立てていく工法です。この工法は、コストを抑えつつ短期間で高品質な建物を実現するため、多くの日本のハウスメーカーで採用されています。
主に使われるのは軽量鉄骨造で、こうした建物は「プレハブ住宅」と呼ばれます。
プレハブ工法は大きく分けて4種類あります。1つは木材パネルを使用した「木質系」、2つ目は鉄骨フレームや木材パネルで構成された箱を現場で連結する「ユニット系」、3つ目は鉄骨を使用した「鉄骨系」、4つ目は現場でプレキャストコンクリートパネルを組み立てる「コンクリート系」です。これらの工法により解体費用も異なり、特にコンクリート系は耐久性が高いため解体費用が高くなります。
また、建物にアスベストが含まれていたり、重機が使えないため手壊し作業が必要な場合は、追加の費用がかかることがあります。特に古いプレハブ住宅にはアスベストが使われている場合が多く、その点には十分な注意が必要です。


『へ』から始まる解体工事用語

【平面図(へいめんず)】
建物を建設する際に作成される設計図の一種で、床から一定の高さの水平断面を真上から見た視点で示す図面は「平面図」と呼ばれます。
不動産の文脈では「間取り図」とも称されますが、設計図の中でも最も基本的なもので、建物の全体的な間取りや広さ、扉や窓の配置など、さまざまな情報が表現されています。
平面図は、建物全体の構造を理解するためや、設備機器の配置を示すために使われるなど、複数の目的を持っています。解体工事を行う際には、平面図を元に建物の詳細を把握し、それを基に見積もり費用を計算します。



【平米(へいべい)】
平米(へいべい)は面積の単位の一つです。
縦1メートル、横1メートルの正方形の面積が1平米(1㎡)に相当します。「㎡」は平方メートルと読みますが、平米と平方メートルは同じ意味です。日本では以前、メートルを「米」で表記していたため、「平米」という表現が使われるようになりました。
平米は主に不動産の面積を表す際に使用されます。1坪はおおよそ3.31㎡に相当し、坪数から平米数に換算する場合は、小数点以下2位まで表示されることが一般的です。



【ベタ基礎(べたきそ)】
ベタ基礎は、住宅建設で広く用いられている基礎構造の一つです。正面から見ると、下駄をひっくり返したような形状をしているのが特徴です。
この基礎工法では、建物の床下全体に鉄筋を配置し、その上にコンクリートを流し込むことで基礎を作り上げます。床全体に鉄筋コンクリートを敷き詰めることで、地面への重さを均等に分散させ、建物全体が基礎と一体化するため、耐震性が強化されます。また、この構造は湿気やシロアリから建物を守る効果もあります。
ベタ基礎は、コンクリート量が多く頑強であり、特に地盤が弱い場所や重い建物を建てる場合に適しています。しかし、その分、解体時には床下全体に鉄筋とコンクリートが使用されているため、布基礎と比較して工期や撤去、分別費用が高くなることがあります。



【ベントナイト(べんとないと)】
解体工事で使用される粘土の一種で、地下工事や地盤改良に使用されます。土壌の安定化や地下水のコントロールに役立ちます。



【閉鎖空間作業(へいさくうかんさぎょう)】
解体作業が狭い空間で行われる場合を指します。酸欠や有毒ガスの発生リスクがあるため、安全装備や換気が重要です。


『ホ』から始まる解体工事用語

【棒突き(ぼうつき)】
コンクリートを打設する際に、突き棒という道具を使ってコンクリートをかき混ぜ、圧縮する作業を「棒突き」と呼びます。
棒突きを行うことで、型枠内にコンクリートを均等に行き渡らせ、固化後に空気の抜けた質の高いコンクリート構造が得られます。現在では、振動を与える機械であるバイブレーターが使われることが多いですが、小規模なコンクリート作業では依然として突き棒を用いた棒突きが行われることもあります。



【本見積り(ほんみつもり)】
現地調査と仕様検討を十分に行ったうえで算出した正式な見積もりを「本見積り」と呼びます。本見積りの内容には、工事の詳細が項目別に記載されています。
通常、見積もり額に双方が同意すれば、工事請負契約が結ばれます。
解体工事の場合、本見積もりは現地調査後に解体の範囲などを確認し、工事内容が確定してから算出されます。
また、本見積もりは契約金額の根拠となるため、予想外の工事内容については別途費用が必要であることが明記されます。たとえば、工事中に地中障害物やアスベストが発見された場合、その分は追加費用となることがあります。



【PCB(ポリ塩化ビフェニル)(ぽりえんかびふぇにる)】
PCB(ポリ塩化ビフェニル)は、変圧器やコンデンサーの絶縁油、シーリング材などに使用されていた化学物質です。この物質は絶縁性が高く、燃えにくい特徴を持っていましたが、1960年代にその人体や環境への悪影響が明らかになり、1970年代には国内外での生産や使用が禁止されました。
PCBは廃棄物処理法で特別管理産業廃棄物に指定されており、適切に取り扱う必要があります。健康への影響としては、中毒症状として爪の変形や関節の腫れなどが報告されています。
PCBを含む建築物や構造物の解体・処分には、PCB特別措置法に基づく届け出が必要です。また、PCB含有物の譲渡や譲り受けは、特定の例を除き法的に禁止されています。解体業者に処分を依頼する際は、事前に相談し、適切な手続きを行うことが求められます。



【防草シート(ぼうそうしーと)】
雑草の成長を抑制するためのシートを「防草シート」と呼びます。
解体後の更地では、時間が経つと雑草が再び生えてくるため、解体作業直後に防草シートを敷くことが一般的です。このシートは太陽光を遮ることで雑草の成長を防ぐ効果があります。また、除草剤などの化学薬品を使用しない安全な方法です。しかし、遮光率の低い防草シートでは、効果が十分に発揮されないことがあります。
雑草の種類によっては数年にわたって生育するものもあるため、現場に応じて耐久性のある防草シートを選ぶことが重要です。



【防音シート(ぼうおんしーと)】
解体工事中に発生する騒音を抑え、粉塵の飛散を防ぐために使用されるシートは「防音シート」と呼ばれます。
通常、遮音性の高いポリエステル素材で作られており、解体現場の周囲に設置された足場に取り付けて固定することで、騒音や粉塵の拡散を減らすことができます。
解体作業では騒音が必ず発生するため、特に近隣に住宅がある場合は防音シートの設置が不可欠です。



【防塵シート(ぼうじんしーと)】
解体現場での粉塵拡散を防ぐために使用されるシートです。近隣住民や作業員の健康被害を防止するために必須の設備です。



【ボーリング調査(ぼーりんぐちょうさ)】
地盤の強度や性質を確認するために行う調査です。解体後の再建築計画に役立ちます。


終わりに

今回は【解体工事用語集⑥『ハ行』|奈良の解体工事UK工業】と題して、


解体工事にまつわる用語集として「ハ行」から始まる用語集をまとめました。(^^)


解体用語が解らない方は、是非、参考にしてみて下さい。(●'◡'●)


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