目次

• ○  分離発注とは？
• ○  分離発注がお得？
• ○  まとめ

分離発注とは？

分離発注とは家を建てるハウスメーカーや工務店と、古家を解体する解体工事業者とを別々に発注することをいいます。
新しく住宅を建てる際、土地に古家があれば解体して新しく家を建てますが、その解体工事をハウスメーカーや工務店以外の専門業者に発注するということです。
通常はハウスメーカーや工務店などの住宅施工会社に解体工事もお願いし、住宅施工会社が解体工事を解体工事業者にお願いするという流れになります。

分離発注がお得？

住宅施工会社と一括契約すると、最初の解体工事から新築が出来上がる引き渡しまで一貫してお任せできます。ところが、その間で手数料や中間マージンなどの費用がどうしてもかかってきてしまいます。分離発注とはその中間マージンなどのコストを削減できる為「お得」になります！
それでは、家を建てるところも分離発注するとお得なのでしょうか？
家を建てるのにはたくさんの専門業者が関わります。古家の解体工事には解体屋、基礎工事には基礎屋、足場を設置するのに足場屋、棟上げや造作工事には大工さん（工務店、建築、建設屋）、屋根工事には瓦屋、外壁工事には左官屋・サイディング屋、水道工事には水道屋、電気工事には電気屋、外構・エクステリア工事には外構屋などなど、まだまだ専門業者はたくさんありますし、それぞれが専門の工程をこなしていきます。分離発注はこれらの専門業者にそれぞれ個別で発注することですが、住宅建築の工程では、これだけたくさんの専門業者が関わっているため分離発注はお勧めしません。現場の進捗や数多くある工程や段取りを全て把握していないと工事が円滑に進みませんし、補償の面でも建築会社が全て保証してくれませんので、住宅建築での分離発注は現実的ではないということになります。
しかし、解体工事は他の専門業者との関わりも少なく、補償面でもあまり問題がないため、どなたでも分離発注がしやすくなります。解体工事に関しての補償はもちろん解体工事業者がしますし、更地になってから家が建つまでは住宅施工会が保証してくれるので安心です。

まとめ

分離発注の一番のメリットは、「費用を抑えられる」というところですが、住宅施工会社に一括発注すると解体業者探しなどの手間がなく全て任せられ安心という面もありますので、費用面や手間などを考えながら、分離発注するのか一括発注するのかを検討していただくのが良いと思います！

今回は、分離発注についてご説明しました。
ご不明な点等ございましたらお気軽にお問い合わせください。
奈良県奈良市で解体工事をお考えの方は是非、UK工業株式会社へおまかせください(^^♪

▶お問合せ先

ブログ一覧