目次

• ○  内装解体工事とは？
• ・メリットとデメリット
• ○  スケルトン解体工事とは
• ・メリットとデメリット
• ○  まとめ

内装解体工事とは？

マンションやアパートなどの賃貸物件では入居者が退居する際、原状回復の義務があります。物件を入居時の状態に戻す原状回復には、内装解体工事、スケルトン工事があります。そのうちの内装解体工事は原状回復工事のために建物の内装部分の解体と撤去の作業をします。壁や天井などの建物の構造物を除いた内装だけを解体する工事です。
内装解体工事をするときは、賃貸物件の契約満了や退居時、借主が物件を引き払うときが多いです。

メリットとデメリット

内装解体のメリットは、造りによりますが最短で3日以内に工事が完了するということと、工事費用を安く抑えられること、作業が比較的簡単で悪天候でも工期通りに進みます。デメリットは廃棄するものは全て産業廃棄物として処理される粗大ごみより高くなることと、配管や配線などの共用部分の破損トラブルリスク、騒音、振動などのトラブルリスクがあることです。

スケルトン解体工事とは

スケルトン解体工事は、建物の内部だけ共用部分を残して仕上げ材を解体して躯体だけにする工事のことをいいます。内装の一切が取り払われて骨組みだけになるのでスケルトン解体工事と呼ばれています。
内装解体工事とは違い、スケルトン解体工事は建物の構造部分以外のすべてを解体して撤去する工事になります。スケルトン解体工事をするタイミングは内装や設備などを全て新しく取り替える場合です。間仕切り、壁、天井、床を解体・撤去するだけではなくて電気の配線・配管・廃棄設備などすべての設備も入居のときの状態に戻します。

メリットとデメリット

スケルトン解体工事のメリットは、内装デザイン、間取り、レイアウトを自由に設計できること、建物の構造や現状を把握しやすいこと、損保賠償や設備のトラブルになりにくいというところです。デメリットは、建物の補強や補修費用がかかること、内装や設備を新しく取り揃えるため初期費用がかかります。

まとめ

今回は、内装解体工事とスケルトン解体工事についてご説明しました。
ご不明な点等ございましたらお気軽にお問い合わせください。
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