目次

• ○  解体業者が不法投棄すると
• ・不法投棄とは
• ・廃棄物の処理及び清掃に関する法律
• ○  依頼者の不法投棄の責任と罰則は？
• ・悪質解体業者と正しい処分を行う解体業者の見極め方
• ○  まとめ

解体業者が不法投棄すると

解体作業によって出た産業廃棄物は、一般家庭から出るゴミと違い、排出者がみずから責任を持って処分、片付けをしなければなりません。しかし、処分、片付けするには、コストがかかります。コストを嫌い、不法な場所に捨てる行為や埋めてくる業者がいます。
解体業者が不法投棄を行った場合、依頼主にとって、不安な問題と言えます。

不法投棄とは

廃棄物やゴミを法律や規制に違反して適切な場所以外に捨てる行為の事を言います。一般的には、公共の場や自然環境に無許可で廃棄物を捨てることが不法投棄とされます。不法投棄は環境汚染や公衆の健康への影響を引き起こす可能性があり、法律で取り締まられる対象となります。
不法投棄の例には以下のようなものがあります：
1. 道路脇や公園などの公共の場にゴミを捨てる。
2. 川や海岸にゴミや廃棄物を投棄する。
3. 工業廃棄物や危険物を適切な許可を得ずに廃棄する。
4. 建設現場や土地に無断で建材やゴミを捨てる。
不法投棄は環境や社会に悪影響を及ぼすため、多くの地域で法律で罰せられる対象とされています。罰則には罰金や刑事告訴、廃棄物の適切な処理を行う責任を負うことが含まれることがあります。環境保護の観点から、廃棄物の適切な処理とリサイクルを実施することが重要です。

廃棄物の処理及び清掃に関する法律

廃棄物処理法では、不法にごみを投棄することは禁止されています。不法投棄をおこなった者は罰則に処されます。個人の場合「5年以下の懲役若しくは1,000万円以下の罰金に処し、またはその両方」と罰則をもうけています。
法人の場合は、３億円以下の罰金も科せられます。
次の違法に対しても罰金が科せられています。
◇廃棄物を不法に投棄、焼却する
◇無許可で廃棄物処理の営業を行う
◇無許可業者に廃棄物処理を委託する
法人の場合、さらに同時に3億円以下の罰金も科せられます。
もし業務改善命令が出ても従わない場合には、「3年以下の懲役若しくは1,000万円以下の罰金に処し、又はこれを併科する」とされています。

依頼者の不法投棄の責任と罰則は？

解体業者が不法投棄していた場合、依頼主にも責任があると考える人もおられるでしょう。
しかし、法律上では、工事によって発生した廃棄物は、解体業者が責任を負うことになりますので。依頼主が罪に問われる可能性は低いです。
しかし、不法投棄を知りながら仕事を依頼した場合は例外となります。
「建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律」、いわゆる「建設リサイクル法」では、施主に対して事前に解体工事の届出を行うことを義務付けています。
もし届出を行わなかったり、虚偽の届出をしたりすると、「20万円以下の罰金」が科せられます。

悪質解体業者と正しい処分を行う解体業者の見極め方

悪質な解体業者は安い解体費用な事が多いです。廃棄処分にはコストがかかるので、不法投棄によって、費用を削減している可能性もあります。
解体費用も相場が分からないと判断は難しいですが、情報収集と解体業者の見積と比較する事、許可証を見せてもらう事も重要です。
正しい処分をしている解体業者は、マニフェスト制度です。
マニフェストは、産業廃棄物が正しく処理されたかを確認するための産業廃棄物管理票となります。このマニフェストで誰がどこで、廃棄処理したのかを記録しています。
これらは、排出事業者である元請業者は、作成と保管が義務で定められています。

UK工業について

まとめ

依頼した解体業者が不法投棄を行うと嫌な気持ちになりますし、そのような悪質な解体業者は工事でも手抜きしていないか不安になります。正しい解体業者選びをする事が大切です。
奈良県奈良市で解体工事を行っているUK工業株式会社では、美しく綺麗な解体工事で対応しております！
奈良県奈良市で解体工事をお考えの方は是非、UK工業株式会社へおまかせください(^^♪

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