目次

• ○  知っておこう！庭の解体費用は安くない！
• ・庭の解体工事費の違い
• ○  特に解体費用が必要になるもの
  
• ・庭木
• ・庭石
• ・池
• ・ブロック塀
• ・その他（物置、花壇等）撤去物
• ○  庭石の処分・撤去の内訳と費用
  
• ・庭石の処分費の相場
• ・庭石の運搬費の相場
• ○  庭石の処分に際して留意すべき点
  
• ○  終わりに

知っておこう！庭の解体費用は安くない！

古家の処分や庭のリフォームなど、庭を更地にしたい場合にかかる費用が気になりますよね！



庭を解体したいけど、どれだけ費用がかかるのかと心配されている方も多いのではないでしょうか？



庭の解体にかかる費用については、造園業や解体業者に依頼、または、自己で行うなど、解体の方法によって大きく異なります。



庭の解体では、特に運ぶのが難しい庭石や大きな庭木の処分など、庭の種類によっても大きな費用の差が出てしまいます。

庭の解体工事費の違い

庭の解体工事をする場合は、他の建物と同様に一定の費用がかかります。



建物の構造の違いによって工事費が違うように、庭の場合も石や庭木、石造物や池など、庭に使われているものや、構造によって費用に大きな差が出てしまうのが特徴です。



庭の解体費用は建物同様、決して安くはないということを知っておきましょう。

特に解体費用が必要になるもの

庭の解体時に特に費用がかかってしまうものは下記の通り。

①庭木
②庭石
③池
④ブロック塀
⑤その他（石造物等）撤去物

庭木

庭木を取り除く際には、伐採と伐根が必要になります。それぞれ個別に費用がかかり、伐採の場合の費用は庭木のサイズによって異なります。



また、庭木の高さや太さに応じて変動し、金額は1本あたり約2,000円から約3万円です。



一方、伐根の費用は根元の大きさによって変動し、大きな庭木ほど費用も高くなり、一本あたり約3,000円から1万円程度が一般的です。



また、根元が広がっていたり特殊な道具を使用しなければならないなどの場合は、通常の費用よりも割高になるケースも多く、注意が必要です。



さらに、業者によっては搬出に必要なトラックの台数で費用が決まるケースもあることから、見積もりを依頼する際には、詳細をよく確認しましょう。

庭石

庭石の価格は、石の種類や大きさによって異なりますので、一概に費用相場をお伝えすることは難しいです。



一部の場合では、庭石の重さに基づいて価格が設定され、その際には「高さ（m）× 幅（m）× 厚さ（m）× 比重」で計算されます。



また、人力で取り除けない庭石は重機を使用する必要があり、その場合には重機代が別途3万円から5万円かかることがあります。



住宅周辺が狭く、重機を搬入できない場合には、人力での作業が必要となり、その際には人件費や工具の使用料も考慮する必要があります。



他にも、和風の庭でよく見かける砂利や灯篭などの撤去にも費用がかかり、砂利の場合は約30〜40円/kgが目安となっており、灯篭などの石造物は業者ごとに異なるため、前もって相談しておくと良いでしょう。

池

池を解体する場合の費用相場は、おおよそ20万円程度です。ただし、池を単純に埋めるだけでなく、地盤を適切に整える必要があります。



地盤が緩んでいる場合には、土や砂利を入れて慎重に作業を行う必要があります。そのため、素人が作業を行うのは難しいため、プロに依頼することが推奨されます。




さらに、池を解体した後に駐車場を設置したり、ウッドデッキを建設したりする場合は、追加の費用が発生することを覚えておく必要があります。

ブロック塀

ブロック塀の解体費用は、一般的に1㎡あたり5,000円から10,000円程度です。手作業か重機を使うかによっても価格が異なりますので、注意が必要です。



さらに、人件費や運送料なども考慮する必要があります。したがって、ブロック塀の面積が狭くても、最低でも5万円程度の見積もりを考慮しておくと良いでしょう。

その他（物置、花壇等）撤去物

庭の解体に際して、よく撤去されるものとして、花壇や物置などが挙げられます。



花壇の解体費用は、面積に応じて決まることが一般的で、1㎡あたり2万円から3万円程度とされています。



通常、花壇内の土も含まれますが、業者によって異なるので、見積もりの際に確認が必要です。



物置の場合は、「横幅＋奥行＋高さ」で計算される長さに基づいて費用が算出されます。



小さい物置（約400cm）の場合は約15,000円程度、大きい物置（約600cm）の場合は約21,000円程度が一般的です。

庭石の処分・撤去の内訳と費用

庭石の処分・撤去の内訳や費用設定は業者ごとで異なります。



特に庭石の撤去時にクレーンなどの重機を使用する場合、最終的な費用は最低でも100,000円ほどかかる可能性があります。



詳しい費用を知っておきたい方は、業者に見積もりを依頼しておきましょう。

庭石の処分費の相場

庭石の処分費用は、主にその重さによって決まります。現在の相場では、1kgあたり約30〜40円とされ、1㎥あたりの費用は約30,000〜40,000円となります。



ただし、大きな庭石の場合は、石の体積に比重をかけて重さを計算する必要があります。比重は石の種類によって異なりますので、注意が必要です。



庭石を移動したり、トラックに積み込んだりする際には、クレーンなどの重機を使用することが一般的です。



この場合、重機の使用料として約30,000〜50,000円/日の追加費用がかかります。



また、重機が入れない場合は、庭石を粉砕して手作業で移動させたり、外構を保護しながら作業する必要があり、費用が高くなる傾向があります。



その他にも、作業員の人件費が発生します。地域や作業内容によって異なりますが、一般的な相場は１人あたり約10,000〜20,000円/日です。



作業の規模や現場の状況によって、必要な人員や作業日数が変わるため、その分費用も変動します。

庭石の運搬費の相場

庭石の運搬に関連する費用相場をご説明します。庭石をトラックに積み込んだ後は、処分場への運搬が必要になります。一般的な運搬費用の相場は、約20,000〜30,000円です。



ただし、庭石の大きさや数量に応じて、必要なトラックのサイズが異なり、それに応じて費用も変動します。

庭石の処分に際して留意すべき点

業者に見積もりを依頼する場合、庭石のサイズや庭の状態などを事前に詳細に伝えることが重要です。



庭石の処分費用は通常、重量に基づいて計算されますが、正確な重量を測定するのは困難です。そのため、庭石のサイズや写真を提供することで、より正確な見積もりを得ることができます。


また、庭の状態も考慮すべきであり、石の配置状況や庭の広さ、周辺のアクセス状況などを伝えることで、費用の見積もりに影響を与える要因を考慮してもらえます。


複数の業者から見積もりを取得することをお勧めします。庭石の処分業者は、造園業者、石材店、解体業者、リフォーム会社などさまざまです。



それぞれの業者によって費用が異なるため、複数の見積もりを比較検討することが重要です。見積もりの内訳を確認し、疑問点があれば業者に質問することが安心です。



悪質な業者には警戒が必要です。一部の業者は、無料で引き取ると謳いながら後で高額な費用を請求したり、不法投棄を行ったりすることがあります。



見積もりを必ず取得し、費用が相場と比較して過剰でないか、また適切に処分してくれるかを確認しましょう。



自分で処分する場合は、不法投棄にならないように留意してください。庭石を山や川などに捨てると、不法投棄になります。


地域の規制に従い、適切に処分するようにしましょう。



庭石を地中に埋めることは避けるべきです。将来的に家を建てる予定や売却を考える場合、地中に埋めた石が問題を引き起こす可能性があります。



石が埋まったままの土地を売却すると、売主の責任を問われることもありますので、撤去して適切に処分することが重要です。

終わりに

今回は【知っておこう！庭の解体費用は安くない！】と題して、庭の解体費用について解説させて頂きました。(^^)


また、補助金を利用したい方も、是非参考にしてみて下さい。


奈良の解体業者：UK工業株式会社では、旗竿地や極端に狭い道に隣接する建物の解体、空き家の解体による再生など、社会が重視する「循環化」と「サステイナブル」に貢献しております！


UK工業株式会社では、他にもアスベスト（石綿）含む建物解体、空き家の撤去解体など、様々な解体を承っております(*^_^*)


奈良の解体業者：UK工業株式会社は、「美しく綺麗な解体工事」をモットーにあらゆる解体工事に対応しておりますので、奈良の解体業者選びには、是非、UK工業株式会社をお選びください！

ブログ一覧