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【なぜアスベストだったのか・・・|奈良の解体工事 UK工業】

【なぜアスベストだったのか・・・|奈良の解体工事 UK工業】

 

 

皆様こんにちは!
奈良解体工事を行っている、UK工業株式会社です。

 

 

 皆さま、いかがお過ごしでしょうか?

今回は、なぜアスベストだったのか・・・についてして説明いきたいと思います(^^)

 

当社では『美しく、きれいな解体』をキャッチフレーズとして、

美しい仕上がりの解体工事を行うことを日々心掛けております!

 

奈良の解体工事は是非、UK工業株式会社におまかせください(^^♪

 

 

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目次

なぜアスベストだったのか・・・

今では、禁止されているアスベストですが1975年以前の建物には多く使用されています。
アスベストは、天然の繊維状の鉱物で【燃えない】【軽い】【気密性が高い】という利点で断熱材、保温材、吸音材でしようされてきました。吹き付け石綿が鉄筋コンクリートのビル、一般住宅、役場や学校など様々な所に使用されています。
建築物以外にも過去には衣料品やライターの芯など生活用品にも使われていました。

利用されていたものは・・・

1. 断熱材としての利用: アスベストは高い断熱性能を持っており、建物や船舶の断熱材として使用されていました。耐熱性があり、火災に強い特性が求められる場面で優れた絶縁材料として活用されました。
2. 耐火材としての利用: アスベストは耐火性が高いため、建物や船舶の防火壁、防火扉、防火服などの製品に使用されていました。これにより、火災の拡大を防ぐ役割を果たしていました。
3. 自動車産業: 過去には自動車の製造においても、エンジンやブレーキの部品などにアスベストが使用されていました。これは高温に耐える必要があるためです。
4. 製紙業: アスベストは耐久性があり、耐水性もあるため、製紙業において用紙や製紙機の部品に使用されていました。
5. 化学産業: アスベストは耐蝕性があり、化学プラントや配管などの設備に使用されていました。

今では・・・

利点の多いアスベストですが長期間吸入すると肺がんなどの病気を引き起こす可能性があることがわかりました。
空気中に浮遊するアスベストは呼吸とともに体内に入り潜伏期間として10年から50年とされています。
潜伏期間が長いため気づくのが遅くなりました。
昭和50年には原則禁止となり代用品が見つかったため平成24年には完全に禁止となりました。

代用品として・・・

1. ケブラー (Kevlar): ケブラーは高強度の合成繊維であり、耐熱性や耐火性があります。主に防弾チョッキや航空機、自動車の部品などに使用されています。
2. セラミックファイバー: セラミックファイバーは高温に耐えることができ、断熱材や耐火材として使用されます。建築や産業設備での使用があります。
3. グラスファイバー: グラスファイバーは軽量でありながら高い強度と耐熱性を持っています。建築や製造業で断熱材や強化プラスチックとして使用されています。
4. バサルトファイバー: バサルトファイバーは岩石から取得される繊維で、高温にも強く、建築や自動車産業などで使用されます。
5. アラミド繊維 (Aramid Fiber): アラミド繊維は耐熱性や強度があり、防火服や耐熱性のある手袋、工業用ベルトなどに使用されます。
6. セルロースファイバー: セルロースファイバーは天然の植物繊維から作られており、断熱材や建築材料として使用されます。

これらの代替品は、アスベストの持つ健康への懸念を軽減しつつ、同様の特性を持つものを提供することを目的としています。産業や建築分野では、これらの素材の使用が拡大している一方で、環境への影響や製造コストなども考慮されています。

それぞれの製品の弱点

1.ケブラーの主な欠点は、アルカリ性条件下、または塩素や紫外線にさらされると分解することです。
2.セラミックファイバーの欠点は、まだまだわからないことが多く発がん性も疑われている製品であるとされています。2015年11月から特定化学物質とされており、業務で使用している場合は事業者が定期的に健康診断を受けさせる必要があるとされています。
3.グラスファーバーの欠点は、アスベスト同様の健康被害が懸念されており、ドイツなどでは法的使用制限を設けようという動きも見られます。
4.バサルトファイバーの欠点は、海外での利用のみで日本ではまだ利用している企業はないことから解明されていないことも多々あります。
5.アラミド繊維の欠点は、今はまだ公表されていません。
6.セルロースファイバーの欠点は、「専用機材が必要」・「手間がかかる」という点が倦厭されています。断熱の効果があるが重量がありリフォームにも手間がかかるという欠点があります。

まとめ

石綿の代用品は色々とありますがまだわかっていないことも多く健康被害も解明されていません。
しかし、あることによって衣住には重要な役割を果たしています。
今からの現在には必要不可欠ではありますが、今後調査も必要となってくることでしょう。

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