解体工事時に地中埋設物が発見された場合はどうなるの?|奈良の解体業者 UK工業
解体工事時に地中埋設物が発見された場合はどうなるの?|奈良の解体業者 UK工業】
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当社は『美しく、きれいな解体』をモットーに、美しい仕上がりの解体工事を行うことを日々心掛けております!
奈良の解体業者選びは是非、UK工業株式会社におまかせください(^^♪
さて、今回のブログは、解体工事時に地中埋設物が発見された場合はどうなるの?と題し、
地中埋設物とは何か、トラブルを防ぐ方法、解体業者を選ぶ際の注意点など解説していきます。(^^)
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目次
- ○ 解体工事の際、地中埋設物が発見される場合があるのご存じでしょうか?
- ○ 地中埋設物とは何?
- ・瓦・コンクリートガラ
- ・井戸・浄化槽
- ・岩石
- ・その他、廃タイヤや衣類など
- ・建物の基礎・杭
- ・使用済みの注射器などの医療廃棄物
- ○ 地中埋設物が発見される原因
- ・地中埋設物による契約不適合責任の回避方法
- ○ 地中埋設物撤去時のポイントと注意点
- ・信頼できる業者に依頼する方法
- ・契約書に地中埋設物発見時の規定を明記!
- ○ 解体業者選びのポイント
- ・実績や評判を確認する
- ・資格や認定の有無を確認する
- ・サポート体制やアフターサービスを確認する
- ○ 解体業者選びの注意点
- ・しつこい営業や契約の強要をしてくる業者
- ・途中で追加費用を請求してくる業者
- ・安い見積もりにも注意が必要
- ・地中埋設物の発見に伴うトラブルを避けるには?
- ○ 終わりに
解体工事の際、地中埋設物が発見される場合があるのご存じでしょうか?
解体工事には、作業中に想定していなかった様々な状況が起こったりするケースがあります。
例えば、井戸や浄化槽なども地中埋設物に該当しますが、昔からある古い建物などは、それ以外にも地中の中から撤去しなければならないものなどが発見されることが多々あります。
このような場合に備えて、解体業者は依頼者との間で取り決めをし、解体業者はそれに基づき、地中に埋まっている物(地中埋設物)の撤去作業を行います。
しかし、地中埋設物の存在を知らなかったり、依頼者と解体業者との間で地中の物に関する適切な取り決めが不足している場合がよくあります。
適切な取り決めを行っていない場合は、大きな問題が発生する可能性があるため、慎重に注意する必要があります。
また、取り決めを行う際には、地中の物(地中埋設物)を撤去するのにどれだけの費用がかかるかについての知識も必要です。
地中埋設物とは何?
地中埋設物とは、地下に埋められた廃棄物やゴミなどのことを指します。
地中埋設物は、建物を実際に解体しないと発見することができず、工事の見積もり段階では、地中埋設物の撤去費用を含めることは難しいため、解体工事後に地中埋設物が発見された場合に精算するという形になります。
具体的に地中埋設物とはどんな種類のものが該当するのでしょうか。
瓦・コンクリートガラ
処分方法が不明瞭であった時代、瓦やコンクリートガラを処分する法律が存在しなかったため、解体した建物をそのまま敷地内に埋めてしまっている場合があります。
そのため、建物を解体した際に以前の建築物の基礎や瓦が出てきた場合は地中埋設物に該当します。
井戸・浄化槽
昔からの集落や住宅がある地域には、井戸や浄化槽などが多く存在しています。
これらも地中埋設物に該当し、井戸の場合は枯れていないかなど息抜きが必要となり、また浄化槽の場合は、清掃を行った上で撤去する必要があります。
特に注意が必要なのは、想定以上に撤去費用がかかることもあるため、予めしっかり確認しておきましょう。
岩石
岩石は廃棄物ではないものの、地中埋設物に該当します。
昔の古い建物は基礎が浅く作られていたため、大きな岩石が地中から出てくることが多々あります。
岩石の撤去には多額の費用がかかることから、解体業者は追加費用なしで岩石を撤去してくれないことが一般的です。
その他、廃タイヤや衣類など
地中埋設物の範囲は意外に広く、地中に埋まっているため何が該当するのかは実際に掘り起こしてみないと判らないものが多いです。
まさか!!!と思うようなものも発見されるケースもありますが、一貫して何が発見されても費用は施主の負担となります。
建物の基礎・杭
昔の建築物はまれに以前の建物の上部だけが解体され、以前の建物の基礎や杭がそのまま残っている場合があります。
この場合も、想定外の高額な撤去費用がかかる可能性があります。
建物の基礎や杭がそのまま残っているかどうかは試掘で判断できることも多いため、解体前に試掘を行っておくことが望ましいでしょう。
使用済みの注射器などの医療廃棄物
昔からある古い病院の敷地では、使用済みの注射器などの医療廃棄物が埋まっている場合がまれにあります。
医療廃棄物などは特定の処理方法が決まっているため、医療廃棄物専門の業者によって撤去してもらう必要があります。
医療廃棄物は解体現場から発見される確率は極めて低いのですが、発見された場合にはこちらも多額の費用がかかることを覚えておきましょう。
地中埋設物が発見される原因
かつては建設リサイクル法などの廃棄物処理の規制がなかった時代がありました。
そのため、コンクリートガラや瓦などが地中に埋められることがよくありました。
また、昔は田んぼを埋め立てる際にもコンクリートガラや瓦を地中に埋めることが一般的でした。
これは地盤を安定させるための方法だったため、かつての田んぼ跡地にも地中にコンクリートガラなどが残っていることがあります。
このように、昔の解体廃棄物の処理方法が不明瞭だったことから、現在でも地中埋設物が多く見つかるのです。
地中埋設物による契約不適合責任の回避方法
建物を解体して土地を売却する際の重要事項の一つとして、買主が新築工事を行った際、地中埋設物が発見されるケースです。
その場合は、売主に契約不適合責任が生じるため、解体の際に必ず確認しておきましょう。
契約不適合責任とは、契約書に記載された商品と異なる品質の商品を提供した場合に負う責任です。
契約不適合責任を回避するためには、契約前に試掘などを行い、地中埋設物が存在しないことを確認することが必要です。
地中埋設物撤去時のポイントと注意点
信頼できる業者に依頼する方法
地中埋設物の問題を避けるためには、信頼できる解体業者に作業を依頼することが重要です。
一部の解体業者は、地中埋設物を発見しても自己判断で処理し、後で費用のみ請求してくる場合があります。
しかし、信頼できる解体業者は地中埋設物を発見した場合には、まず施主に連絡してくれます。
施主との連絡を経て、適切な手続きや費用の打ち合わせを行った上で作業に取り掛かることで、トラブルを回避できます。
契約書に地中埋設物発見時の規定を明記!
解体業者との契約時には、地中埋設物が発見された場合の取り扱いについて契約書に明記することが重要です。
解体業者が信頼できるとしても、口頭での約束だけではトラブルが生じる可能性があります。
地中埋設物が発見された際の具体的な対処方法や費用の取り決めを、契約書に明確に記載しておくことが必要です。
解体業者選びのポイント
実績や評判を確認する
解体業者を選ぶ際には、その実績や評判を確認することが重要です。
優良な解体業者は顧客から多くの依頼を受けるため、実績が豊富で口コミ評価も高い傾向にあります。
解体業者のウェブサイトや口コミサイトをチェックし、実績や評判を調査してみましょう。
資格や認定の有無を確認する
解体業を行うには、建築業や解体業の許可が必要です。
解体業者のウェブサイトなどで、その許可や資格の有無を確認することができます。許可や資格が公開されていない業者には依頼しないようにしましょう。
サポート体制やアフターサービスを確認する
解体業者を選ぶ際には、そのサポート体制やアフターサービスにも注目しましょう。
一部の解体業者は解体補助のサポートや近隣挨拶回りなどを提供していますが、すべての業者がこれらのサービスを提供しているわけではないため、事前に確認しておくことが大切です。
解体業者選びの注意点
しつこい営業や契約の強要をしてくる業者
信頼できる解体業者は、しつこい営業や契約を急かすことなく、十分に検討する時間を与えてくれます。
解体工事には高額な費用がかかるため、焦って契約することは避けましょう。
途中で追加費用を請求してくる業者
費用の請求には明確な理由がない限り、途中で追加費用を請求してくる業者などは避けるべきです。
不明な点は、見積もりの段階で事前に業者に問合せて慎重に判断しましょう。
安い見積もりにも注意が必要
安い見積もりを提示された場合、途中で追加費用が請求される可能性があります。
解体工事の場合、見積と実際の費用が異なるケースが多いのですが、正当な理由もなく、見積もりと実際の費用が大幅に異なる場合は注意しましょう。
また、見積もりがあまりにも簡素な場合は、工事内容が不透明である点にも要注意です。
悪徳業者は、見積もりよりも高額な費用を請求することがあります。見積もりに含まれていない工事を勝手に行い、最終的に高額な請求をすることがありますので、しっかり見極めることが肝心です。
地中埋設物の発見に伴うトラブルを避けるには?
地中埋設物の発見に伴うトラブルを避けるためには、高額な費用請求や契約不適合責任の問題が生じる可能性があります。
そのため、地中埋設物が発見された場合の対処方法について準備しておくことが重要です。
解体業者との契約書に、地中埋設物が発見された際の取り扱いについて明確に記載しておくことが効果的です。
さらに、試掘を行ってくれる解体業者を選ぶことが理想的です。
建物解体後に試掘を実施することで、地中埋設物の有無をある程度把握することができます。
終わりに
今回は【解体工事時に地中埋設物が発見された場合はどうなるの?】と題して、地中埋設物とは何か、またその注意点や業者選びのポイントについて解説させて頂きました。(^^)
解体工事を検討されている方は、是非参考にしてみて下さい。
解体工事に関する疑問や不明な点に対して、少しでもお役に立てましたら幸いです。
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