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★完全ガイド★空き家の擁壁が崩れたら責任は誰に?解体のメリット・費用・強度の調べ方まで徹底解説|奈良の解体工事UK工業

【★完全ガイド★空き家の擁壁が崩れたら責任は誰に?解体のメリット・費用・強度の調べ方まで徹底解説|奈良の解体工事UK工業

 

皆様こんにちは!

奈良で解体工事を行っているUK工業株式会社です。

当社は『美しく、きれいな解体』をモットーに、美しい仕上がりの解体工事を行うことを日々心掛けております!

奈良の解体業者選びは是非、UK工業株式会社におまかせください(^^♪

さて、今回のブログは、【★完全ガイド★空き家の擁壁が崩れたら責任は誰に?解体のメリット・費用・強度の調べ方まで徹底解説|奈良の解体工事UK工業と題し、

擁壁のある空き家について、その危険性や擁壁の強度などについて詳しく解説しています。

奈良県全域、特に奈良市、周辺エリアの生駒市、大和郡山市、天理市方面、磯城郡、桜井市や橿原市方面、大和高田市や香芝市方面、

京都府では、木津川市、相楽郡精華町、京田辺市などの奈良県周辺の地域で、擁壁のある空き家を所有されている方は、是非参考にしてください。

 

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目次

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はじめに:なぜ「空き家の擁壁問題」が注目されているのか

全国で増え続ける空き家。その中には、擁壁(ようへき) と呼ばれる土砂を支える構造物を伴う土地が数多く存在します。

一見、ただのコンクリートの壁に見えるかもしれませんが、実は擁壁は地盤の安全性を左右する重要な設備。

しかし、老朽化した擁壁は「崩壊リスク」を抱え、人命事故・隣地への被害・行政からの指導といった大きなトラブルに直結します。

この記事では、検索の多い疑問に答えながら以下を詳しく解説します。

✅擁壁が崩れた場合の 責任の所在

✅擁壁付き空き家を 解体するメリット

✅擁壁の 強度を調べる方法

✅費用相場・補助金制度 の情報

✅空き家を相続した際の リスクと回避策

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擁壁とは?空き家オーナーが知っておくべき基礎知識

まずは「擁壁」とは何かを整理しましょう。

擁壁の役割

◆傾斜地や段差のある土地で、土砂が崩れるのを防ぐ構造物

◆鉄筋コンクリート造・コンクリートブロック造・石積み擁壁など種類がある

◆地盤の安定性を保ち、住宅や道路の安全を守る

擁壁の寿命

◆鉄筋コンクリート擁壁:おおよそ 50年前後

◆コンクリートブロック擁壁:30〜40年

◆石積み擁壁:施工状態によりバラつき大

☝️つまり、昭和の時代に作られた擁壁はすでに寿命を迎えているケースが多いのです。

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擁壁が崩れた場合の責任は誰にある?

「もし擁壁が崩れて、隣の家や道路に被害が出たら?」というのが、多くの空き家オーナーが抱える不安です。

民法上の「工作物責任」

民法第717条によれば、擁壁のような「工作物」が原因で事故が起きた場合、所有者が原則として責任を負うとされています。

●擁壁が崩壊 → 隣家の建物や人に被害 → 空き家の所有者に損害賠償責任

●所有者が不明確(相続未登記など)の場合 → 相続人や占有者に責任が及ぶことも

行政からの指導・代執行

●自治体が「特定空き家」と認定 → 修繕・撤去命令

●従わないと行政代執行 → 費用は所有者負担

刑事責任が発生する場合

重大な人身事故を引き起こした場合、業務上過失致死傷罪など刑事責任に問われる可能性も否定できません。

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擁壁付き空き家を解体するメリット

空き家の管理が難しい場合、建物解体はリスク回避の有力な選択肢です。

1. 安全性の確保

老朽化した建物や擁壁が崩れる前に更地化することで、事故リスクを大幅に減らせます。

2. 近隣トラブルの回避

擁壁の劣化は近隣住民から不安視されやすく、通報や苦情の対象に。解体すれば安心感を与えられます。

3. 土地活用・売却の自由度向上

更地にすることで、売却・駐車場運用・家庭菜園など自由な利用が可能に。擁壁付き土地でも買い手が見つかりやすくなります。

4. 行政代執行の回避

放置して「特定空き家」に指定される前に、自主的に解体しておく方がコストも精神的負担も少なく済みます。

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擁壁の強度を調べる方法

擁壁の安全性は、見た目だけでは分かりません。次の方法でチェックが可能です。

自分でできるセルフチェック

●擁壁に大きな ひび割れ

●擁壁が 外側に傾いている

●排水口から水が出ていない → 水圧で崩壊リスク

●表面に 膨らみ・剥がれ

これらがあれば、専門家に相談が必要です。

専門家による調査

●建築士・土木業者による現地調査

●ボーリング調査(地盤の強度確認)

●コンクリート強度試験

費用は 数万円〜数十万円ですが、事故や訴訟リスクを考えれば妥当な投資といえます。

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擁壁解体・修繕にかかる費用相場

「擁壁をどうにかしなければ…」となったとき、一番気になるのは費用です。

擁壁解体の費用相場

●コンクリートブロック擁壁:1㎡あたり 8,000〜15,000円

●鉄筋コンクリート擁壁:1㎡あたり 15,000〜30,000円

高さや立地条件によって大きく変動します。

建物+擁壁解体の場合

●一般的な木造住宅解体:100〜150万円

●擁壁の撤去・改修を含めると:150〜300万円以上

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補助金制度を活用する

多くの自治体では「空き家解体補助金」や「危険ブロック塀撤去補助金」が用意されています。

✅上限50万円〜100万円程度の補助が一般的

✅申請には事前相談や見積書が必要

解体を検討する際は、必ず自治体に確認しましょう。

相続した空き家+擁壁は要注意

相続によって空き家と擁壁を引き継いだ場合、責任も自動的に相続されます。

相続人の責任

✅ 相続した時点で擁壁の管理義務も発生

✅ ただし放棄前に発生した損害には責任を負う可能性あり

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よくある質問(FAQ)

Q1. 擁壁とブロック塀はどう違うの?

A. 擁壁は「地盤を支える構造物」、ブロック塀は「敷地境界や目隠しのための塀」です。

●擁壁:建築基準法により構造計算や強度基準が必要(高さ2m以上は確認申請が必須)

●ブロック塀:あくまで囲いだが、地震で倒壊する事例が多いため規制が強化されている

空き家の場合でも「擁壁か単なる塀か」によって責任範囲が変わります。

Q2. 擁壁がある土地は売れないって本当?

A. 「売れない」というより「売れにくい」が正解です。

●老朽化した擁壁がある → 買主が不安視して敬遠

●擁壁の修繕・解体費用が高額 → 土地価格が下がる

ただし、解体・修繕済み であれば、買い手が見つかりやすくなります。

Q3. 擁壁を解体せずに土地を売る方法は?

A. 状態によっては可能です。

●「現状有姿(ありのまま)」で売る契約をすれば、解体は買主負担

●ただし売却価格は大幅に下がる可能性大

●不動産会社によっては買取保証付きの「空き家買取サービス」も利用できる

Q4. 擁壁の修繕と解体、どちらがいい?

A. 状況により異なります。

●擁壁の高さが低い/部分的に傷んでいる → 修繕 が合理的

●擁壁全体が老朽化/建物も不要 → 解体+更地化 が望ましい

費用と将来の利用計画を天秤にかけることが重要です。

Q5. 擁壁の点検は何年ごとに行えばいい?

A. 一般的には 10年に1度程度の専門点検 が望ましいとされています。
特に以下のタイミングでは早めの点検がおすすめです。

●大雨や地震の後

●ひび割れや水漏れを発見した時

●建物解体後に土地を売却する前

Q6. 擁壁が崩れかけている場合、どこに相談すればいい?

A. 主な相談先は次のとおりです。

1.自治体の建築指導課(土木課)

2.一級建築士・土木コンサルタント

3.解体工事業者(見積り含む)

まずは自治体に相談すれば、必要に応じて行政の指導や補助金案内を受けられます。

Q7. 擁壁の修繕・解体費用を抑える方法は?

A.下記の方法があります。

●自治体の補助金制度を活用

●複数の解体業者から相見積もりを取る

●建物解体と擁壁工事をまとめて発注する(コストダウンになる場合が多い)

●不動産会社に売却相談して「解体費用を売却代金から相殺」する方法も

Q8. 空き家を相続したが、擁壁が危険…相続放棄すれば責任はなくなる?

A. 相続放棄すれば将来の管理責任は免れますが、放棄前に事故が発生していた場合の責任は逃れられません。

また、相続放棄は相続開始(被相続人の死亡)から3か月以内に家庭裁判所に申述する必要があります。

Q9. 擁壁の調査費用は誰が負担する?

A. 原則として所有者の負担です。
ただし、隣地所有者と共同の擁壁であれば、費用を折半するケースもあります。
トラブル防止のため、事前に書面で取り決めておくことが重要です。

Q10. 擁壁のある空き家をそのまま放置したらどうなる?

A. 次のようなリスクが高まります。

●事故 → 損害賠償請求

●行政指導 → 修繕命令や代執行費用請求

●資産価値の下落 → 売れない土地になる

「何もしない」が最も損失の大きい選択肢です。

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まとめ:擁壁問題は専門家への早めの相談がカギ

空き家の擁壁は「気づいたときには手遅れ」になりやすい問題です。

●崩壊すれば所有者が責任を負う

●解体や修繕には高額な費用がかかる

●しかし補助金や売却スキームを使えば負担を軽減できる

👉 不安を感じたら、まずは専門家に相談し、「調べる → 見積もる → 行動する」 の3ステップを実行することをおすすめします。

おわりに

今回のブログは、【★完全ガイド★空き家の擁壁が崩れたら責任は誰に?解体のメリット・費用・強度の調べ方まで徹底解説|奈良の解体工事UK工業】と題し、

擁壁のある空き家について、その危険性や擁壁の強度などについて詳しく解説しています。(^^)

奈良県全域、特に奈良市、周辺エリアの生駒市、大和郡山市、天理市方面、磯城郡、桜井市や橿原市方面、大和高田市や香芝市方面、

京都府では、木津川市、相楽郡精華町、京田辺市などの奈良県周辺の地域で、

擁壁のある空き家を所有されている方は、是非参考にしてください。(●'◡'●)

奈良の解体業者:UK工業株式会社では、解体に伴う様々なお困りごとの相談を承っております。

また、旗竿地や極端に狭い道に隣接する建物の解体、空き家の解体による再生など、

社会が重視する「循環化」と「サステイナブル」に貢献しております!

UK工業株式会社では、他にもアスベスト(石綿)含む建物解体、空き家の撤去解体など、様々な解体を承っております(*^_^*)

奈良の解体業者:UK工業株式会社は、「美しく綺麗な解体工事」をモットーにあらゆる解体工事に対応しておりますので、

奈良の解体業者選びには、是非、UK工業株式会社をお選びください!

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